こんにちは!
2021年7月23日は、いよいよ東京2020大会開会式ですね!
開催まで本当に長く感じました。コロナでの延期で無観客での開催となりましたが、なんとか開催することができて良かったと思います。
大会では、スポーツ観戦の他に、開会式も楽しみの一つですよね!
この日のために、多くの人達が頑張って来たんだなと感じられるものになるのではないかと思います。
開会式といえば、1964年に開催された東京オリンピックでも披露された、五輪マークのブルーインパルスの演技が印象的です!
2020大会でも、ブルーインパルスが空に描く五輪のマークが見られるので、楽しみにしています!
そこで今回は、ブルーインパルスについて、記念すべき日にブルーインパルスを飛ばす幸運のパイロット、オリンピック当日のルートはどこなのかまとめました!
ブルーインパルスとは?
出典元:https://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/about/
ブルーインパルスは、1960年に航空自衛隊を多くの人に知ってもらうために作られた飛行部隊です。
1960年8月に、静岡県の浜松基地にアメリカからやってきた機体F-86Fは、「空中機動研究班」と名付けられて、1964年の東京オリンピックや、1970年の大阪万博などで飛行しました。
ブルーインパルスの、「ブルー」は、映画出演した際に映画会社によって塗装された青と白が定着したものだそうです。
1982年1月には、宮城県の松島基地に2代目のブルーインパルスT-2ができました。こちらは日本製で、「戦技研究班」と名付けられました。正式名称は、松島基地第4航空団所属「第11飛行隊」というそうです。
T-2はF-86Fよりも高速性能が高く、演技では長い助走が特徴だそうです。
長野オリンピックで飛んだのは、T-4という機体だそうです。
長野オリンピックでは、ブルーインパルスのこんなエピソードがありました。
開会式のリハーサルで、毎回それぞれの催しの時間が異なっていたので、ブルーインパルスの登場のタイミングが定まらず困っていたそうです。
しかし、小澤征爾さんが指揮する「第九」の演奏だけは、毎回同じ時間で終了していたのです。この小澤征爾さんの1秒も狂いのない演奏のおかげでブルーインパルスは、無事に演奏直後ぴったりに飛行することができたそうです。
小澤征爾さんの凄さにも驚き、この話を聞いた時は鳥肌が立ちました!
世界に通用する人というのは、少しの狂いもなくきっちりされているその仕事の丁寧さがすごいので、自分も見習って丁寧に仕事をしなければなと思いました。
ブルーインパルスの展示飛行は、東京都新宿区や八王子市でも見たことがありますが、飛ぶ音が大きくて迫力がありますし、飛行機雲が作る形も全然ずれる様子もなく綺麗なので、本当に感動しました!
青空に白い線が描かれていく様子は本当に綺麗でした✨
東京2020大会の展示飛行もきっと素晴らしいでしょうね!
ここで気になったのですが、「展示飛行」という言葉はあまり聞かないので、どういうものなんだろうと思い調べてみました。
展示飛行とは?
ブルーインパルスがアクロバティックな演技を披露することを、展示飛行と言うそうです!
あまり聞いたことのない表現だったので、ご存知ない方もいらっしゃったのではないでしょうか。
今回私も勉強になりました!
ブルーインパルスのパイロットは?
ブルーインパルスの任期は3年だそうです。
この任期の間にパオロットとして活躍できる方々は、特に幸運ですね!
一生の宝となる経験になることでしょう!
東京2020大会でブルーインパルスを操縦していたパイロットは、こちらの8名です↓✨
機体は全6機で飛行しました。
1番機 遠藤祐樹さん、名久井朋之さん 他の5機の先頭を飛行しました。
2番機(赤)住田竜大さん
3番機(青)鬼塚崇玄さん、槙野亮さん(※槙野亮さんの写真はありませんでした)
4番機(緑)永岡皇太さん
5番機(黒)河野守利さん
6番機(黄)真鍋成孝さん
パイロット写真出典元:https://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/pilot/index.html
私は都庁付近からブルーインパルスが飛ぶ様子を見たのですが、やっぱりかっこよかったです!
そして、あの飛行機をこの方々が操縦していたんだと思うと、感動して鳥肌が立ちそうです。((ブルブル))
ブルーインパルスの展示飛行には、すごく元気をもらいました!
東京2020オリンピックはどこを飛ぶ?
東京2020オリンピック大会では、宮城県の松島基地所属T-2が飛行します。7月19日に、松島基地から埼玉県の入間基地に移動して大会に備えています。
東京2020オリンピック大会では、埼玉県から飛んでくるのですね!
東京2020オリンピック飛行ルートはこちらです↓
出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6168d3f3cf9d28a9fd0db3975061eb74758d0162/images/000
入間基地から離陸し、練馬区から南下していき、東京都心上空を飛行します。
東京都庁を2度通過する予定で、国立競技場の上空でオリンピックシンボルである五輪のマークを描きます!
↓
実際に見にいくと…
機体は五輪を描くとき、1機ずつスッと入ってくるので、ずっと空を見ていないと気がつくことができませんでした!私が気がついて、「来たよ!」というと、周りの見ている人たちも急いでカメラを構えていました。それほどにブルーインパルスはスピードが速く、音は遅れてくるので、初めはすごく静かに登場してきたんですよね。
五輪のマークは、実際に真下から見ると、大きすぎて全貌を見ることができませんでした!
1964年のオリンピックの時とは異なり、高いビルもたくさんなので、仕方ないのかもしれませんね!
カラーラインは、思っていたよりもすぐに消えてしまいました。
1964年のオリンピックでは、快晴で穏やかな気候だったので、しばらくの間くっきりと五輪のマークが空に浮かび上がっていたそうですが、2020年大会では、少し雲や風があったようですね。
しかし、多少雲があったからということよりも、実物を見ることができたという体験が一生の思い出となりました✨
多くの人が皆で一緒に楽しむということにすごくパワーをもらったので、オリンピックが日本で開催されて良かったなと感じることができました。
まとめ
2021年7月23日の東京2020オリンピック大会開会式で、ブルーインパルスが飛ぶことについてご紹介しました。
当日は雲ひとつなく晴れて、美しい演技が見られると良いですね!
↓
当日は、少し雲があり、線が薄くなるところがありましたが、綺麗な青空に描かれるラインを見ることができました!